2月 23日 @ 09:00 – 2月 26日 @ 23:59
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成功に導く、動作観察の3つのポイント
なぜ臨床場面において歩行観察を行いますか?
歩行観察することには、どのような意味があるでしょうか?
その理由は明確でしょうか?
財前先生は、歩行観察を行う重要性を以下の3つの観点から考えています。
① 歩行が痛みの原因になっていることがある。
慢性痛は、(外傷を除く)身体への負担が繰り返されて痛みが発生することがあります。歩行パターンを変えることで、痛みを軽減することができます。
② 歩行が機能障害の回復を妨げることがある。
よく臨床場面において、同じ疾患、同じ症状で来院される患者さんにおいても、同じ治療を行っても、回復が早い人、遅い人と差が出ることがあります。
その原因は、動作の効率性に関連しているからです。
③ 歩行が効果判定に役立つ。
患者の主観的な痛みの確認は、嘘をつく時があります。やはり患者さんも人間であるため、我々セラピストに気を使って答えていることがあります。
しかし、歩行パターンの観察は、効果判定の重要な指標となります。患者の主観的な報告に囚われることなく、客観的なデータも得ることが重要だといえます。
このセミナーでは、上記のポイントを順に解説していきながら、
我々がよく臨床現場で追い求める、正常歩行について解説して頂きます。
① 正常歩行との比較が本当の動作分析?
② 正常歩行はどのように規定された?
③ 正常歩行に近づけれる矯正的な治療で良くなるのか?
財前先生は、
臨床で数々の成功を収めていますが、
その裏には歩行分析があるそうです。
このセミナーでは財前先生が
臨床で結果を出し続けている、
正常歩行とは?についてフォーカスを当てていきたいと思います。
概要
歩行分析で大切な事は正常歩行との比較に終わらないことです。
もちろん正常歩行を知っておく事は大切ですが、正常歩行に近づけるような運動療法では思うように結果が出ない事も事実です。
例えば、歩行時立脚後期に股関節伸展が出現しない患者様に股関節伸展運動やROMexerciseを行っても
歩行時の股関節伸展運動に反映されないということも経験するかと思います。
そのときに必要なことは「歩行時に股関節伸展が出現しないのはなぜか?」という臨床推論を多く持つことです。
歩行で考えると股関節伸展運動が減少するのは股関節伸展を制限する軟部組織の滑走不全も考えらますが、股関節屈筋群が活動しないことによる安定性の低下によって結果として股関節伸展運動が減少することも考えられます。
歩行の基礎を理解するとこのように臨床推論の「引き出し」が多くなります。
本セミナーでは歩行の基礎から臨床での展開方法までをお伝えいたします。
【セミナー内容】
・歩行分析の基礎知識(歩行分析とは何か?歩行分析の特徴と意義)
・歩行の診かた(歩行分析のポイント)
・歩行の変化出しかた
セミナー名 | 【財前知典先生】イチから始める歩行分析 〜財前知典が考える歩行の診方と変化の出し方(リピート配信) |
講師 | 財前知典先生 |
日時・配信期間 | 2024年2月23日(金)9:00 – 2月26日(月)23:59 |
講演時間 | 2時間41分 |
開催形式 | リピート配信(過去のLIVEセミナーを配信) |
配信内容 | 2023年10月1日開催LIVEセミナー |
会場 | オンライン(Vimeo配信) |
定員 | 定員なし |
料金 | 一般:5,000円 ブロンズ会員:2,500円 |
申し込み〆切 | 2024月2月25日(日) ※配信終了日前日 |
キャンセル〆切 | 2024年2月21日(水) ※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません |
配布資料 | あり |
ゴールド&シルバー会員 | 申込不要 視聴ページはこちら |
講師
財前知典 先生
株式会社PTNEXT/理学療法士
【最終学歴】東都リハビリテーション学院,日本歯科大学大学院生命歯学研究科解剖学第一講座
【学位】 博士
【主な経歴】
2000年4月 白岡整形外科
2004年4月 東都リハビリテーション学院
2005年4月 広尾整形外科 副院長 兼 東都リハビリテーション学院 非常勤講師
2019年4月 株式会社PTNEXT
【専門分野】
運動器疾患の理学療法・解剖学・機能解剖学
【研究分野】
身体機能分類と動きの法則性
【著書】
・外来整形外科のための退行変性疾患の理学療法(医歯薬出版)
・ブラッシュアップ理学療法 ~88の知が生み出す臨床技術~(三輪書店)
・外来整形外科のためのスポーツ外傷・傷害の理学療法(医歯薬出版)
・膝・下腿骨骨折と足部・足関節機能.極める膝・下腿骨骨折の理学療法 (文光堂)
・やってはいけないセルフケア(角川書店)
【論文】
・1列底屈誘導テーピングと歩行立脚相における腓腹筋活動の関係
(専門リハビリテーション研究会誌,9)
・入谷式足底板における長パッドが歩行時大腿部筋活動および外転筋力に与える影響
(理学療法科学,25)
・後足部レベル横アーチパッドが膝関節および骨盤前方加速度に与える影響について
(理学療法科学,26)
・足底接地の早さと後足部レベル横アーチパッドが歩行時下肢筋活動に与える影響
(理学療法科学,28)
・インソールのバイオメカニクス(臨床スポーツ医学,33巻1号)
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