3月 29日 @ 17:30 – 20:30
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概要
【セミナー概要】
股関節拘縮や後面部痛、下肢痛は、臨床現場で多くの患者が訴える症状です。特に、殿部痛はその原因が多岐にわたり、腰や骨盤の位置異常や関節軸のブレによって周辺組織(fascia)の滑走障害を引き起こすことが知られています。この複雑な問題に対処するには、神経、筋肉、関節の連携を深く理解し、的確な評価と治療アプローチを構築することが重要です。
本セミナーでは、以下の観点から後面部痛の評価と運動療法を学びます:
●殿部痛の引き金となる筋肉を特定し、外旋筋群の機能や股関節の角度が痛みに与える影響を明らかにします。
●神経支配の影響を重視し、上殿神経・下殿神経・陰部神経・後大腿皮神経、さらには坐骨神経の走行に基づく痛みのメカニズムを解説します。
●**Deep Gluteal Syndrome(深部殿筋症候群)**の特徴を理解し、内閉鎖筋の肥厚が坐骨神経障害に与える影響とその治療法を詳しく学びます。
また、股関節鏡視下術後の症例において、痛みの再発予防や可動域の改善に必要な触診技術と滑走操作の具体的な手法を解説。
患者の症状改善に直結する運動療法を紹介します。
【セミナーで学べる内容】
1.股関節拘縮の見方と後面部痛の評価方法
・殿部痛を引き起こす要因となる筋肉の特定方法を学びます。
・骨盤の位置異常や関節軸のブレが滑走障害に与える影響を理解します。
2.股関節と神経支配の関連性
・上殿神経・下殿神経・陰部神経・後大腿皮神経、坐骨神経の走行と障害の特徴を解説します。
・神経の影響を考慮した痛みの評価と治療アプローチを学びます。
3.Deep Gluteal Syndromeの特徴とその治療法
・深部殿筋症候群の原因とその診断・治療のポイントを理解します。
・内閉鎖筋の肥厚が坐骨神経障害に与える影響を評価する方法を習得します。
4.股関節鏡視下術後の治療戦略
・術後の痛みや可動域の改善に向けた触診技術と滑走操作の手法を具体的に解説します。
・股関節内組織の回復を促進する運動療法を学びます。
5.実践的な評価と治療の技術習得
・軟部組織の動きを正確に捉えた評価技術と、それに基づく関節操作・滑走操作を紹介します。
・臨床現場で即実践できる治療アプローチを習得します。
【このセミナーはこんな方におすすめです】
●股関節拘縮や後面部痛の原因をより深く理解し、効果的な治療法を学びたい方
●神経と筋肉の関係を踏まえた痛みの評価・治療を向上させたい方
●股関節鏡視下術後の治療計画に困っている方
セミナー名 | 【赤羽根良和先生】股関節拘縮と後面部痛の新たな理解と運動療法 ~神経と筋機能を基盤にした評価と治療~(LIVEセミナー/ZOOM) |
講師 | 赤羽根良和先生 |
日時・配信期間 | 2025年3月29日 (土) 17:30 – 20:30 |
開催形式 | LIVEセミナー |
会場 | オンライン(ZOOM配信) |
定員 | 定員なし |
料金 | 一般:5,000円 ブロンズ会員:2,500円 シルバー会員:2,500円 ゴールド会員:無料(申込必要) |
申し込み〆切 | 2025月3月29日(土) ※セミナー開始時間まで |
キャンセル〆切 | 2025年3月26日(水) ※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません |
配布資料 | あり |
復習動画 | ゴールド会員のみ視聴可能(申込不要) 復習動画視聴ページはこちら |
講師
赤羽根良和 先生
さとう整形外科/理学療法士
1999年:平成医療専門学院卒業
1999年:吉田整形外科病院
2009年〜:さとう整形外科
理学情報ジャーナルへの執筆や理学療法、理学療法学に関して多数の論文を発表。
【弊社発行書籍】
「肩関節拘縮の評価と運動療法 改訂版」2023年5月
「腰椎の機能障害と運動療法ガイドブック」2017年5月
「機能解剖学的にみた膝関節疾患に対する理学療法」2018年3月
「肩関節拘縮の評価と運動療法 臨床編」2019年3月
「五十肩の評価と運動療法」2019年9月
「一流の臨床思考」2024年3月
【他社発行書籍】
「脊椎圧迫骨折の病態理解と運動療法」2017年9月
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