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【河重俊一郎先生】腰椎椎間板ヘルニアに対する評価と介入(リピート配信)

4月 5日 @ 09:00 4月 8日 @ 23:59

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本当にヘルニア症状?それとも類似症状?

「ヘルニアがあるから腰痛があります」とか、

「椎間板が飛び出しているから痛いんです」と。

患者さんからこのようなこと言われたことはありませんか?

しかし、我々セラピストは、腰椎椎間板ヘルニアの症状と画像所見が一致しないことをよく経験します。本当に腰椎椎間板ヘルニアは画像所見と一致しないのでしょうか?

またなぜ一致しないのでしょうか?

その疑問を、脊柱疾患を専門として診ている、

河重先生に椎間板ヘルニアについて深く掘り下げて頂きます。

河重先生は、椎間板ヘルニア、脊柱狭窄症、脊椎圧迫骨折の3大疾患をメインに診られている施設でご活躍されています。保存・手術療法の両面から幅広く経験を積まれた先生です。その豊富な経験から、腰椎椎間板ヘルニアに関する知識をご提供いただきます。

では、本当に腰椎椎間板ヘルニアは画像所見と一致しないのでしょうか?

それは、椎間板症状とその類似症状が混在しているからです。

腰椎椎間板ヘルニアのポイント

今回、河重先生には、
講義中に腰椎椎間板ヘルニアの診断基準をわかりやすく説明してくれます。

診断基準として以下のポイントが挙げられます:
① 腰・下肢痛を有する
② 安静時にも症状がある
③ SLRテスト70°以下で陽性
④ 画像所見で椎間板の突出が見られ、LCSを合併していない
⑤ 症状と画像所見が一致する

また、診断に寄与する症状として以下があります:
① 下腿への放散痛
② デルマトームに一致する
③ 咳やくしゃみでの疼痛悪化
④ 発作性の疼痛

ここからわかるように、椎間板が症状を出している場合は、画像所見と一致します。
しかし、臨床場面で画像所見と症状が一致しないものは、類似症状です。
ここで大切なことは、本当に椎間板に由来する痛みなのか?
それとも類似症状なのか?
このことを鑑別することが重要です。

鑑別できないと介入の戦略も異なってきます。
椎間板傷害の類似症状としては、椎間関節痛、筋筋膜性腰痛、末梢神経痛、仙腸関節痛、股関節痛などがあります。

今回の講義では、腰椎椎間板ヘルニアの病態理解を深めながら、画像所見の診方、ヘルニアの鑑別評価、アプローチ方法、類似症状の鑑別評価を学ぶことができます。
是非、この貴重な機会をお見逃しなく。

概要

<講演概要>
代表的な脊椎疾患である「腰椎椎間板ヘルニア」。国内外の諸報告を見ても、理学療法介入の有効性についてはほとんど語られていません。それもそのはず、椎間板障害の主病態は「組織構造の破綻」であり、理学療法介入によってそれを治癒させることはできません。
椎間板ヘルニアをはじめとした椎間板障害への介入においては“何をするか”と同じかそれ以上に“何をしないか”を考えることが重要です。

本セミナーでは椎間板障害についての基礎的な知識から、より有効と考えられる理学療法介入を紐解きます。

<講演内容>
主に機能解剖、病態理解、論文紹介、評価、運動療法(動画での解説)の構成です。
本セミナーでは椎間板障害についての基礎的な知識から、より有効と考えられる理学療法介入を紐解きます。

<資料の一部を公開>

<目次紹介>
① 腰椎椎間板ヘルニア
・定義
・診断
・臨床診断
・形態による分類
・位置による分類
・経過
② 椎間板性疼痛
・椎間板性疼痛の特徴
・椎間板性疼痛の病態-神経-
・椎間板性疼痛の病態-炎症-
・椎間板性疼痛と椎間板ヘルニア
・椎間板性疼痛-まとめ-
・椎間板の変性プロセス
③ 画像検査
・椎間板ヘルニア -画像検査-
・画像検査についての報告・限界
・椎間板ヘルニア-MRI-
・外側ヘルニア(椎間孔狭窄)
・ヘルニア高位と障害される神経根
・椎間板変性 – MRI -(Pfirrmann grading system)
・Modic change・Modic changeについての報告
・椎間板障害 -画像検査-
・椎間板変性患者に多い姿勢
④ 手術療法 椎間板ヘルニア
・椎間板ヘルニアに対する手術
・手術を選択する時
⑤ 保存療法 椎間板ヘルニア
・椎間板ヘルニアによる神経根症状に対する保存療法 SR
・理学療法
・椎間板ヘルニアに対する理学療法
⑥ 椎間板障害への介入
・椎間板障害への介入:目的
・椎間板障害のリスク・リスクに対する理学療法介入
⑦ 椎間板障害のリスク 動作・姿勢
・椎間板への負荷 -椎間板内圧-
・椎間板への負荷 -動作-
・回旋による椎間板への負荷
・椎間板への負荷 -姿勢-
・椎間板への栄養供給
・椎間板への負荷 -その他-
⑧ リフティング動画 指導
・良いリフティング動作
・良いリフティング動作 -物を拾う-
・すべての基本-ヒップヒンジ-
・ヒップヒンジ(パワーポジション)の習得
⑨ 環境設定
⑩ 何をするか?
⑪ 介入のコンセプト
⑫ Joint by Joint theory mobility&stability
⑬ Movement Controlの評価・介入
⑭ 筋力・持久力
⑮ 症状への介入
⑯ 理学検査と介入
・椎間板障害の理学検査
・末梢神経の検査
・下肢神経の伸張テスト
・Slump Test・Kemp Test(Lumbar Quadrant Test)
・末梢神経への介入・神経滑走テクニック – Flossing –
・神経滑走テクニック – self exercise –
・除圧テクニック – 椎間孔開大 –
・椎間板ヘルニアそのものへの介入・徒手牽引
・椎間板障害の理学検査
・椎間板ストレステスト
・ブレーシング・評価としてのブレーシング
・不安定性テスト – Lumber Instability Test –
・Extension Test ・ Modified Extension Test
・ Stork Test・脊椎の不安定性
⑰ 椎間板傷害と類似症状
⑱ まとめ

タイトル【河重俊一郎先生】腰椎椎間板ヘルニアに対する評価と介入(リピート配信)
日時・配信期間2024年4月5日(金)9:00 – 4月8日(月)23:59
講演時間3時間2分
開催形式リピート配信(過去のLIVEセミナーを配信)
配信内容2023年9月17日開催LIVEセミナー
会場オンライン(Vimeo配信)
定員定員なし
料金一般:5,000円
ブロンズ会員:2,500円
申し込み〆切2024月4月7日(日)
※配信終了日前日
キャンセル〆切2024年4月3日(水)
※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません
配布資料あり
ゴールド&シルバー会員申込不要 視聴ページはこちら

講師

河重俊一郎 先生

医療法人全医会(あいちせぼね病院、あいちスポーツ・人工関節クリニック、東京腰痛クリニック)リハビリテーション部 リハビリセンター長)/理学療法士

2007年理学療法士免許取得、医療法人全医会 伊藤整形・内科クリニック(現:あいちスポーツ・人工関節クリニック)に入職。外来や脊椎術後患者様のリハビリテーションに従事する傍ら、所属法人の拡大に併せて、2017年より「あいちせぼね病院」「あいちスポーツ・人工関節クリニック」「東京腰痛クリニック」三施設のリハビリテーション部門統括を務める。

所属での勤務と並行し、個人の活動としてパーソナルトレーニングジムでのトレーナーや、プロアマ問わずスポーツ選手・スポーツチームのパーソナルケア等を行っている。

詳細

開始:
4月 5日 @ 09:00
終了:
4月 8日 @ 23:59
費用:
¥5,000
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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