5月 18日 @ 09:00 – 12:00

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X線画像×触診で深める「骨折理解」と「評価・治療の精度」
骨折リハにおける“読み解く力”が、臨床力を変える
レントゲン画像を前に、
「どこが骨折しているのかは分かる。でも…それがなぜ痛みを出すのか、どう治療につなげるべきかが分からない」
理学療法士・作業療法士にとって、X線画像の読影と触診は、“評価”と“治療”の橋渡しをする重要なスキル。
読影によって骨の状態や転位の特徴を見抜き、触診によって筋や靱帯、神経、関節包といった軟部組織の状態を確認する。
それらを結びつけたとき、初めて「なぜここが痛むのか」「なぜこの動きが出ないのか」が“言葉で説明できる”ようになります。
◆ 本講座で得られる3つの力
① 単純X線画像の読影力
- 読影の基本指標「ASBCD」を各関節で展開
- FTAやシェントン線、大腿骨頚体角、足関節軸など読影に必要な構造知識を丁寧に解説
- 股関節・膝関節・足関節の術後画像を実際に読み解く実習付き
② 機能的評価と予後予測
- 「この骨折線=この動作に支障」「このアライメント=この疼痛の可能性」など、臨床推論を強化
- OAではKL分類だけでは見えない可動域制限や疼痛の個別評価へ
- 足関節では荷重線・距骨傾斜・前外方の靱帯滑走障害の影響も分析
③ 触診による治療導出
- 大転子から腸腰筋、腸脛靱帯や恥骨筋まで、股関節周囲の“筋バランス”評価
- 内反膝や膝蓋靱帯下滑液包、半膜様筋周囲など、膝関節での触診技術
- 三角靱帯やショパール関節など、足関節周囲で触れるべき部位と滑走障害の影響
◆ こんな方におすすめ
- 画像所見から治療内容をもっと導けるようになりたい
- 膝・股関節・足関節に関する触診力を磨きたい
- 関節可動域の制限因子を深く評価し、治療につなげたい
- 学生や新人への指導で論理的な説明をしたい
◆ 学びが変われば、臨床が変わる
「見える」と「分かる」は違う。
そして、「分かる」と「治せる」も違う。
本講座では、画像所見と触診のリンクによって、“自分の言葉で病態を説明できる”セラピストを目指します。
画像読影が評価に、触診が治療に結びつけられることを実感できると思います。
概要
【講義概要】
外傷や術後のリハビリテーションを適切に行うためには単純X線画像の読影力が求められます。このセミナーでは運動療法に直結する読影法を提示し、読影結果に基づく評価・治療法を提示したうえで、それらに必要となる触診技術を伝えます。触診法は「自触」、すなわち自分の身体を自分で触れる方法であり、一人でどこでも、いつでもできる方法です。
画像(材料)➡読影(問題構造の抽出)➡評価・治療方法(臨床技術)➡触診技術(基礎の確認)
という極めて臨床的な連続性を、下肢3症例を通して学びます。
【セミナー内容】
1. 単純X線画像の読影の基礎
2. 大腿骨転子部骨折術後・変形性膝関節症(KL分類stageⅡ)・足関節脱臼骨折術後の症例に対して以下を行う。
① 画像の読影(得られる情報・治療のターゲット)
② 評価・治療の実際
③ この疾患の評価治療に必要な触診
④ 自触サーフィン(隣接した部分を連続的に触れる触診の方法)
【到達目標】
呈示した単純X線画像から軟部組織の損傷を推測する。
提示した疾患に必要な触診対象が分かり、それらを自触することができる。
【参考資料】
浅野昭裕:運動療法に役立つ単純X線画像の読み方(メジカルビュー社)
浅野昭裕:触診ドリル(下肢・体幹編)(運動と医学の出版社)

セミナー名 | 【浅野昭裕先生】臨床における運動器の画像読影×組織の触診 〜疾患別に考える画像所見と触診から分かること〜 下肢編(LIVEセミナー/ZOOM) |
講師 | 浅野昭裕先生 |
日時・配信期間 | 2025年5月18日 (日) 9:00 – 12:00 |
開催形式 | LIVEセミナー |
会場 | オンライン(ZOOM配信) |
定員 | 定員なし |
料金 | 一般:5,000円 ブロンズ会員:2,500円 シルバー会員:2,500円 ゴールド会員:無料(申込必要) |
申し込み〆切 | 2025月5月18日(日) ※セミナー開始時間まで |
キャンセル〆切 | 2025年5月14日(水) ※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません |
配布資料 | あり |
復習動画 | ゴールド会員のみ視聴可能(申込不要) 復習動画視聴ページはこちら |
講師

浅野昭裕 先生
/理学療法士
【プロフィール】
1986年:国立療養所東名古屋病院附属リハビリテーション学院理学療法学科卒業
1986年:碧南市民病院リハビリテーション室
2016年:中部学院大学看護リハビリテーション学部理学療法学科 教授
2025年:うめだ整形外科 顧問
【書籍】
運動療法に役立つ単純X線画像の読み方
【運動と医学の出版社発行書籍】
1日3分自触習慣! 触診ドリル(上肢・頚部編)
1日3分自触習慣! 触診ドリル(下肢・体幹編)
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