5月 11日 @ 18:30 – 21:30
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“どう”触って、“どう”動かす」の前に、「“どこ”が“どうして”硬くなっているのか?
日常生活やスポーツ動作において、上肢の可動性は重要です。
肩や前腕部の痛みは、可動域を制限し、日常生活やスポーツのパフォーマンスに影響を与えます。特に肩関節の可動域制限は治療の成否に直結し、痛みと可動域制限に対する治療は重要です。
そのため、可動域を改善する治療技術は優れたセラピストにとって必須です。しかし、治療技術である、「どう触って、どう動かす」ことよりも、
「”どこ”が”どうして”硬くなっているのか?」
その解釈が重要です。
臨床でこのような症状に直面したことはありませんか?
例えば、
「挙上時に肩外側の痛みを訴える」
「挙上時の肩峰下の痛みを訴える」
「結帯動作時に上腕外側の痛みを訴える」
など、上肢疾患は誰もが経験する症状です。
これらの症状に、「どう触って、どう動かす」を考えるだけでは臨床症状を改善することは難しいと思います。
まず、それぞれの症状に対する「”どこ”が”どうして”硬くなっているのか?」
を理解することが治療の近道だと、
講師である工藤先生はそのように述べています。
今回の講演では、それぞれの肩関節と前腕の痛みについて、どこがどうして硬くなっているのかに焦点を当てて解説します。
概要
上肢は高い可動性が日常生活の中で求められます。肩や前腕部の痛みは可動域を制限して、日常生活やスポーツのパフォーマンスを低下させます.
特に肩関節は可動域制限に対する治療の成否が治療効果を決めると言っても良いくらい、痛みと可動域制限に対する治療は重要です。
そのため、可動域を改善させるための治療技術は良いセラピストの必須条件といえます.
一方、可動域制限がなぜ生じているか?という根本的な病態を考えなくては、あらゆる手技も対症療法にしかならず、治療効果が上がらないと言う問題に直面します。
どう触って、どう動かすかを知る前に、”どこ”が”どうして”硬くなっているのか?を知ることは実は治療の近道です。
最短ルートで効率的な治療ができるように、我々の研究成果を踏まえてお話しします。
[セミナー内容]
- 目指すべき関節機能と機能障害進展機序仮説モデルについて
- 挙上時の肩外側の痛みの解釈とその機序
- 挙上時の肩峰下の痛みの解釈とその機序
- 結滞動作時の上腕外側の痛みとその機序
- 投球時最大外転外旋時の肘内側の痛みとその機序
- 肘外側の痛みとその機序
▼実技セミナー参加希望の方はこちら▼
【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!!臨床に多い痛みを改善するための触診技術~肩関節編・前腕編~(会員先行実技セミナー)
※参加条件:前日のLIVEセミナー(本セミナー)を受講していること
セミナー名 | 【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!!臨床に多い痛みを改善するための触診技術~肩関節編・前腕編~(LIVEセミナー/ZOOM) |
日時・配信期間 | 2024年5月11日(土)18:30-21:30 |
開催形式 | LIVEセミナー |
会場 | オンライン(ZOOM配信) |
定員 | 定員なし |
料金 | 一般:5,000円 ブロンズ会員:2,500円 シルバー会員:2,500円 ゴールド会員:無料(申込必要) |
申し込み〆切 | 2024月5月11日(土) ※セミナー開始時間まで |
キャンセル〆切 | 2024年5月8日(水) ※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません |
配布資料 | あり |
復習動画 | ゴールド会員のみ視聴可能(申込不要) 復習動画視聴ページはこちら |
講師
工藤慎太郎先生
森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所 教授/理学療法士
【専門分野】
足部のバイオメカニクス,運動器疾患の応用解剖学,客観的動作分析に基づく運動療法の開発
【所属学会】
日本理学療法士学会、日本臨床バイオメカニクス学会、日本足の外科学会、日本整形外科超音波学会、International Society of Biomechanics、日本整形外科スポーツ医学会、理学療法科学会、臨床歩行分析研究会、International Society of Posture and Gait Research.
【学歴】
2003年 平成医療専門学院 理学療法学科(現・平成医療短期大学 理学療法学科)卒業
2011年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 修士課程入学
2013年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 修士課程修了
2013年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 博士後期課程入学
2015年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 博士後期課程修了
【職歴】
2003~2005年 井戸田整形外科リハビリテーション科
2005~2011年 愛知医科大学医学部研究員
2005~2014年 国際医学技術専門学校理学療法学科 教員
2014年~ 森ノ宮医療大学保健医療学部理学療法学科講師
森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科講師
2015年~ 森ノ宮医療大学卒後教育センター副センター長兼務
2018年~ 同大学・大学院 准教授
2021年~ 同大学・大学院 教授
【資格・等】
2003年 理学療法士免許取得
2012年 O.G.I.G(Observational Gait Instructor Group)Advaced class修了
2014年 基礎系専門理学療法士 取得
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