6月 14日, 2024年 @ 09:00 – 6月 17日, 2024年 @ 23:59
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仙腸関節痛の原因は2つのタイプに分かれる
あなたは仙腸関節部痛についてどのようにお考えでしょうか？
一般的に、その原因として「ズレ」「不安定」「歪み」「炎症」などが挙げられます。また、仙腸関節痛の症状としては、仙腸関節痛、殿部痛、そして下肢痛まで及ぶことがあります。これらから、仙腸関節が特殊な関節であることが理解されているかもしれません。
今回のセミナーでは、講師である中宿先生が、仙腸関節性疼痛の捉え方について重要な視点を提供します。先生は、仙腸関節由来の疼痛かどうかを鑑別することの重要性を強調しています。仙腸関節部の痛みが下肢痛を伴う場合もありますが、その他の要因によって腰殿部痛を引き起こすことがよくあります。そのため、関連痛を考慮しつつ、評価することが不可欠です。
仙腸関節痛の捉え方として、拘縮性と不安定性の2つのタイプが考えられています。拘縮性は、後方の靭帯組織に加わる機会的刺激に伴う疼痛であり、仙骨のnutaion、conter nutationを主体とした徒手治療です。一方、不安定性は、仙腸関節自体が不安定であるため、骨盤ベルトなどを使用して安静にし、直接的なアプローチは控え、隣接関節の拘縮改善を行います。
このように、2つのタイプを理解し、総合的に考えることが重要です。そして最終的には、仙腸関節へのストレスがどのような姿勢やバランス異常から生じているかを探ることが必要となってきます。
今回のセミナーでは、仙腸関節の機能解剖学から始め、中宿先生が提唱する拘縮性と不安定性の考え方について詳しく解説します。さらに、隣接関節へのアプローチ方法やトレーニング方法なども含めて、中宿先生の徒手療法の映像も交えながら学ぶ機会を提供いたします。
ぜひこの機会に、仙腸関節の治療方法について学んでみませんか？
概要
＜講演概要＞
仙腸関節障害は、「関節障害」と言うだけに、関節内病変と捉えてしまうかもしれませんが、
狭義としての関節腔内が原因となる疼痛は少なく、関節外の靱帯領域に原因があることが多いと言われています。
また、さらにその周囲組織や、関連痛として仙腸関節部の疼痛が出現することもあり、
そういった点では、肩関節周囲炎と同じ捉え方をしなければならないと考えています。
したがって、どの組織から疼痛が出現するのかを見極めることが治療の第一歩となります。
さらに、原因となる組織に対して、どのようなストレスが加わることで疼痛が出現するのかを考えなければ、
単に疼痛原因となる組織にだけアプローチを行なっても、継続した治療効果は得られません。
隣接部である腰椎や股関節からの影響も大きく、それに合わせて患者さんの生活環境で強いられるアライメントも大きく関係するため、
全身のコントロールが不可欠です。
本セミナーでは、これらを包括したアプローチについて、お話しさせて頂きます。
＜セミナー内容＞
・仙腸関節の機能と解剖
・仙腸関節傷害に対する病態解釈と評価方法
・運動療法の実際
| タイトル | 【中宿伸哉先生】仙腸関節の機能解剖と理学療法戦略（リピート配信） |
| 日時・配信期間 | 2024年6月14日（金）9:00 – 6月17日（月）23:59 |
| 講演時間 | 2時間46分 |
| 開催形式 | リピート配信（過去のLIVEセミナーを配信） |
| 配信内容 | 2024年2月10日開催LIVEセミナー |
| 会場 | オンライン（Vimeo配信） |
| 定員 | 定員なし |
| 料金 | 一般：5,000円 ブロンズ会員：2,500円 |
| 申し込み〆切 | 2024月6月16日（日） ※配信終了日前日 |
| キャンセル〆切 | 2024年6月12日（水） ※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません |
| 配布資料 | あり |
| ゴールド＆シルバー会員 | 申込不要 視聴ページはこちら |
講師
中宿伸哉 先生
医療法人慈和会吉田整形外科病院リハビリテーション科 科長/理学療法士
学歴 2000年 3月 平成医療専門学院 理学療法学科 卒
2017年 3月 中京大学大学院体育学研究科修士課程 修了 （体育学修士）
職歴 2000年 4月 医療法人 慈和会 吉田整形外科病院 リハビリテーション科 入職
※現リハビリテーション科 科長
所属 整形外科リハビリテーション学会 理事 認定指導員AAA
日本足の外科学会 準会員
日本靴医学会 準会員
日本肩関節学会 準会員
日本股関節学会 準会員
表彰 平成29年 消防庁長官表彰（消防防災科学技術賞）
「消防団員の操法訓練中における傷害発生の実態について」
著書 「いつできる？何ができる？整形外科疾患のトレーニングメソッド」
羊土社（編集、共著）
「関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹、下肢」
メジカルビュー（共著）
「極める変形性膝関節症の理学療法」文光堂（共著）
雑誌 「スポーツ障害に対する運動療法 −下腿−」臨床スポーツ医学 文光堂
「スポーツ外傷・障害の画像評価 −下肢 スポーツ障害における
エコー画像の評価と理学療法」臨床スポーツ医学 文光堂
「スポーツ障害理学療法ガイド 考え方と疾患別アプローチ −アキレス腱付着部障害
及び足底腱膜炎に対するインソール」臨床スポーツ医学 文光堂
「肘関節の障害に対する運動療法の実際」メディカルプレス 理学療法
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