9月 6日 @ 09:00 – 9月 9日 @ 23:59
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上肢の痛みを改善するために、今すぐ確認すべき触る位置
上肢の痛みに対して苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。技術を向上させるためにはどうすれば良いのでしょうか?徒手操作や触診が重要だと言われていますが、なぜ触診が治療においてそれほど重要なのでしょうか。それは「どこを触れるべきか?」そして「どの組織にアプローチすべきか?」という根本的な問いに関わっています。
セラピストにこの質問をすると、「〇〇筋を触らなければならない」「〇〇靭帯を滑走させるべきだ」といった答えがよく聞かれます。しかし、筋肉や靭帯をただ触れるだけで本当に治療効果が得られるのでしょうか?
工藤先生は、「筋肉や靭帯に触れるだけでは不十分であり、組織の間に指を入れることが重要である」と考えています。つまり、組織間の触診が効果的な治療には不可欠なのです。
このセミナーでは、臨床現場でよく遭遇する上肢の痛みを中心に、解剖学的な知識を深めながら、どの組織をどこからどのように触診すべきかを学びます。さらに、エコーを用いた実際のデモンストレーションを通じて、触診技術を実践的に習得することができます。
以下の症状に対して具体的なアプローチを学びます:
1.挙上時の肩外側の痛み(図1)
2.挙上時の肩峰下の痛み
3.結帯動作時の上腕外側の痛み
4.コッキングフェーズでの肘内側の痛み(図2)
5.肘外側の痛み(図3)
概要
上肢は高い可動性が日常生活の中で求められます。肩や前腕部の痛みは可動域を制限して、日常生活やスポーツのパフォーマンスを低下させます.
特に肩関節は可動域制限に対する治療の成否が治療効果を決めると言っても良いくらい、痛みと可動域制限に対する治療は重要です。
そのため、可動域を改善させるための治療技術は良いセラピストの必須条件といえます.
一方、可動域制限がなぜ生じているか?という根本的な病態を考えなくては、あらゆる手技も対症療法にしかならず、治療効果が上がらないと言う問題に直面します。
どう触って、どう動かすかを知る前に、”どこ”が”どうして”硬くなっているのか?を知ることは実は治療の近道です。
最短ルートで効率的な治療ができるように、我々の研究成果を踏まえてお話しします。
[セミナー内容]
- 目指すべき関節機能と機能障害進展機序仮説モデルについて
- 挙上時の肩外側の痛みの解釈とその機序
- 挙上時の肩峰下の痛みの解釈とその機序
- 結帯作時の上腕外側の痛みとその機序
- 投球時最大外転外旋時の肘内側の痛みとその機序
- 肘外側の痛みとその機序
セミナー名 | 【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!!臨床に多い痛みを改善するための触診技術~肩関節編・前腕編~(リピート配信) |
日時・配信期間 | 2024年9月6日(金)9:00 – 9月9日(月)23:59 |
講演時間 | 2時間36分 |
開催形式 | リピート配信(過去のLIVEセミナーを配信) |
配信内容 | 2024年5月11日開催LIVEセミナー |
会場 | オンライン(Vimeo配信) |
定員 | 定員なし |
料金 | 一般:5,000円 ブロンズ会員:2,500円 |
申し込み〆切 | 2024月9月8日(日) ※配信終了日前日 |
キャンセル〆切 | 2024年9月4日(水) ※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません |
配布資料 | あり |
ゴールド&シルバー会員 | 申込不要 視聴ページはこちら |
講師
工藤慎太郎先生
森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科
森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所 教授/理学療法士
【専門分野】
足部のバイオメカニクス,運動器疾患の応用解剖学,客観的動作分析に基づく運動療法の開発
【所属学会】
日本理学療法士学会、日本臨床バイオメカニクス学会、日本足の外科学会、日本整形外科超音波学会、International Society of Biomechanics、日本整形外科スポーツ医学会、理学療法科学会、臨床歩行分析研究会、International Society of Posture and Gait Research.
【学歴】
2003年 平成医療専門学院 理学療法学科(現・平成医療短期大学 理学療法学科)卒業
2011年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 修士課程入学
2013年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 修士課程修了
2013年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 博士後期課程入学
2015年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 博士後期課程修了
【職歴】
2003~2005年 井戸田整形外科リハビリテーション科
2005~2011年 愛知医科大学医学部研究員
2005~2014年 国際医学技術専門学校理学療法学科 教員
2014年~ 森ノ宮医療大学保健医療学部理学療法学科講師
森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科講師
2015年~ 森ノ宮医療大学卒後教育センター副センター長兼務
2018年~ 同大学・大学院 准教授
2021年~ 同大学・大学院 教授
【資格・等】
2003年 理学療法士免許取得
2012年 O.G.I.G(Observational Gait Instructor Group)Advaced class修了
2014年 基礎系専門理学療法士 取得
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当日のご案内・諸注意
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- 資料はパスワード付きPDFです。
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