11月 1日, 2024年 @ 09:00 – 11月 30日, 2024年 @ 23:59

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※注意:本イベントは2022年8月12日に開催したイベントと同じ映像を使用したアンコール配信です。
運動器理学療法における超音波の有用性〜運動器障害を「見る」、深く「観る」、そして正確に「診る」〜

「見る」 これは、臨床家が患者さんの動きをしっかりみて動きを捉えることです。「観る」 これは、よく注意して観察することで知識が必要です。その動きをさまざまな知識と絡めて観察することです。 「診る」 これは、観た上で病態との関連を考えます。検査結果と現象を照らし合わせながら解釈し、治療対象を絞り込みます。臨床家にとって最も重要なのは、この「診る」力であり、その精度を高めるためには『組織動態の可視化』が欠かせません。
では、なぜリハビリテーションにおける評価と技術を可視化することが重要なのでしょうか?これまで我々は触診で感じていることだけを頼りに、理学療法を行ってきました。しかし、今は組織が見えます!!可視化が可能となった。
可視化できることによって下記の利点が得られるようになりました。
- 技術の適応や不適応を正確に判断できる
- 治療のターゲットを明確にし、医師と情報を共有できる
- 理学療法士間の技術格差を減らすことができる
そのための最適なツールが、間違いなくエコーです。
本セミナーでは、このエコー技術を学び、臨床での即戦力となる知識とスキルを習得する機会を提供します。
【TOPIX】
①「みる」とは:イントロダクション
②超音波と理学療法
・離断性骨軟骨炎、石灰沈着、アキレス腱炎など
③症例を通して(肘関節)
・後方脂肪体のインピンジメント、肘での末梢神経の考え方
・エコーガイド下運動療法
④症例を通して(肩関節)
・肩板断裂、Obligate translation、Bennet Lesion
・プロ野球選手の肩関節の診方、烏口上腕靭帯の拘縮改善
⑤症例を通して(膝関節)
・変形性膝関節症、外側スラスト、膝内側痛
・腱剥離操作、屈曲拘縮の改善には
⑥症例を通して(足関節)
・長母趾屈筋の滑走改善、後踵骨滑液砲、アキレス腱
⑦超音波で考える足底部痛
・足底腱膜炎、長腓骨筋腱由来の足底部痛
・有痛性踵パッド、インソール、テーピング指導
⑧理学療法として
・運動器の専門家として医師と理学療法士、林典雄先生の想い
林典雄先生が考える理学療法士の未来—
「医師とタッグを組むに値するPT」を育成する

「残りの人生で何を成すべきか?」そう考えたとき、林典雄先生は、医師と共に強力なタッグを組める理学療法士(PT)の育成でした。そのための「種」を撒くことこそが、先生の使命です。
医師と理学療法士は、運動器の専門家として互いに補完し合い、最高の治療を提供するために協力しなければなりません。そのためには、共通の言語である「解剖学」と、共通の画像手段である「エコー」が不可欠です。これまでの理学療法は、主に触診の感覚や動作の観察に基づいてきましたが、これからはエコーを用いた可視化がその鍵となります。
今回のセミナーは、理学療法士としてのスキルを飛躍的に向上させるための絶好の機会です。
医師には医師にしかできないことがあり、理学療法士には理学療法士にしか担えない役割があります。医療チームが一体となるためには、共通の認識と深い理解が不可欠です。
特に「手術を行わない」クリニックでは、レントゲンの限界を補うために、理学療法とエコーは欠かせません。理学療法士としての技術を「想像」から「可視化」へと変え、より具体的で効果的な治療を提供するための最短ルートが「解剖学」と「エコー」の理解と活用にあります。
名古屋スポーツクリニックの杉本院長は、ある学会で座長から「先生が考える手術の適応基準は何ですか?」と問われた際、「うちのPTたちが治せなかったら手術を考えます」と答えました。この答えこそ、超音波を駆使し、共通の言語である「解剖学」と、共通の画像手段である「エコー」があるからこそ成り立つものです。
1ヶ月の配信期間で何度も視聴することができる!
このイベントでは、配信期間中(2024年11月1〜30日 )は何度でも視聴することができます。約3時間のボリューム満点の本映像には臨床のヒントが盛りだくさんです。配信期間中に本映像によるインプットと、臨床でのアウトプットを繰り返すことで、エコーのレベルがどんどん上がってくるはずです。
参考書籍『運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈』

運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈
著者:林典雄(理学療法士/運動器機能解剖学研究所)
機能解剖学の理解を基礎に、病態の把握にいたる過程を示し、いかに治療へ結びつけていくかをわかりやすいイラストと丁寧な説明で解説してる。
講師

林典雄先生
運動器機能解剖学研究所/理学療法士
【略歴】
1986年:国立療養所東名古屋病院附属リハビリテーション学院理学療法学科卒業
1986年:国立津病院(現国立病院機構三重中央病院)整形外科機能訓練室
1991年:平成医療専門学院理学療法学科
2001年:吉田整形外科病院・五ケ丘整形外科運動療法センター
2007年:中部学院大学リハビリテーション学部理学療法学科教授
2015年:(株)運動器機能解剖学研究所開設代表
【所属学会】
整形外科リハビリテーション学会・日本整形外科超音波学会・中部日本運動器超音波研究会・日本肩関節学会・日本義肢装具学会・日本足の外科学会・日本腰痛学会 等
【執筆書籍】
運動療法のための機能解剖学的触診技術
運動療法のための運動器超音波機能解剖 拘縮治療との接点
関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション
肩関節拘縮の評価と運動療法(監修)・機能解剖学的触診技術動画アプリ(監修)・他多数
【弊社発行書籍】
林典雄の運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈 上肢編
林典雄の運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈 下肢編
セミナー名 | アンコール開催 【林典雄先生】運動器理学療法の中での超音波の有用性 〜運動器障害を見る!観る!診る!(エコー編)(特別イベント) |
講師 | 林典雄先生 |
日時・配信期間 | 2024年11月1日(金) 9:00-30日(土) 23:59 |
講義時間 | 3時間38分 |
開催形式 | イベント企画(アンコール開催) |
配信内容 | 2022年8月12日開催イベント |
会場 | オンライン(Vimeo配信) |
定員 | 定員なし |
料金 | 一般:5,000円 UGOITA PLUS会員:5,000円 |
申込〆切 | 2024年11月29日(金) ※開催終了前日まで |
キャンセル | 不可 |
配布資料 | なし |
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ご案内・諸注意
- この特別イベントでは当日の配布資料はございません。
- 開催期間になりましたら、「申し込み済みの方はこちらから参加できます」からご視聴ください。
- セミナー開催期間内であれば、自由に視聴できます。
- ビデオ・写真の撮影や音声の録音はご遠慮ください。
- 参加者の通信環境や機器等による原因で視聴できなかった場合につきましては責任を負いかねます。
- 視聴できない場合は、ブラウザーのキャッシュをクリアしてください。また、他のブラウザー、端末でもお試しください。
- 動画配信手段としてVimeo(外部サービス)を利用しております。
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