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1月 10日 @ 09:00 1月 13日 @ 23:59

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臨床での運動連鎖の活用法とは?


臨床現場で、こんな悩みを抱えたことはありませんか?


教科書で学んだ理論や方法を試しても、期待した結果が得られず、患者一人ひとりに合ったアプローチを模索し続ける日々。
例えば、膝関節の内側痛に対して教科書通りの治療を行ったものの、効果が見られなかった経験はありませんか?
「次に何をすればいいのか」と迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。

運動連鎖とは?そして、どう活かすのか?


運動連鎖は、「関節同士の連結とその相互作用」を示す重要な概念です。

この理論を初めて提唱したSteindlerは、ある関節の動きが他の関節に波及する現象を説明しました。
これは、機械工学の「リンク構造」に例えられ、人体の運動パターンを理解する基盤となっています。

例えば、骨盤と下肢の動きを考えてみましょう。
骨盤が前傾すると、股関節は屈曲し、大腿や下腿、足関節が内旋や回内の動きを連鎖的に引き起こします。
一方、骨盤が後傾すれば、これらの動きはすべて反対方向となります。このように運動連鎖は、人体の複雑な動きを紐解く鍵となるのです。

変形性膝関節症における運動連鎖的アプローチの矛盾?


では、この運動連鎖をどのように臨床に活かせるのでしょうか?

たとえば、変形性膝関節症の患者に対して考えてみましょう。
膝関節の内側痛があり、内反(O脚)の改善が求められるケースでは、
骨盤を前傾させるアプローチが効果的とされています。

具体的な治療法としては以下のようなものがあります:

  • 骨盤前傾の可動域を改善する
  • 骨盤前傾筋を促通する
  • 骨盤後傾筋をストレッチする

しかし、ここで疑問が生まれます。
「変形性膝関節症の患者さんの腸骨は、後傾していることが多いのか?前傾していることが多いのか?」
「足関節の内側縦アーチは、高いのか?低いのか?」

実際、多くの患者に見られる臨床的特徴として、腸骨は後傾位、内側縦アーチは低位であることが多いのです。
つまり、教科書的な運動連鎖アプローチで
腸骨を前傾させたり内側縦アーチを高くする施術を行うと、臨床で矛盾が生じる場合があります。

臨床で結果を出すための運動連鎖


では、どうすれば患者さんの症状に適した結果を生み出せるのでしょうか?

それは、「臨床で使える運動連鎖」を学ぶことです。

このセミナーでは、教科書的な理論にとどまらず、実際の臨床に即したアプローチを習得し、患者ごとの特徴に合わせた最適な治療法を導き出すスキルを身につけます。
運動連鎖を正しく理解し、効果的に活用することで、これまで感じていた臨床での壁を突破できる瞬間をぜひ体感してください。

講師からの概要


運動連鎖を運動療法や施術、トレーニングに取り入れているセラピストは多くいらっしゃいますが、

なかなか効果が出にくいケースもあるのではないでしょうか?
これには現在提唱されている運動連鎖の矛盾が和ることに起因しています。

本セミナーでは臨床で効果が得られやすい運動連鎖の考えについてお伝えさせていただきます。

《到達目標》
・理論的な運動連鎖と臨床で効果的な運動連鎖の違いについて理解を深める
・明日からすぐに使える運動連鎖を身につける 
・運動連鎖を運動療法にどのように活かす方法を理解する 

タイトル【財前知典先生】理論的な運動連鎖 vs 臨床で使える運動連鎖(リピート配信)
日時・配信期間2025年1月10日(金)9:00 – 1月13日(月)23:59
講演時間2時間24分
開催形式リピート配信(過去のLIVEセミナーを配信)
配信内容2024年8月17日開催LIVEセミナー
会場オンライン(Vimeo配信)
定員定員なし
料金一般:5,000円
ブロンズ会員:2,500円
申し込み〆切2025月1月12日(日)
※配信終了日前日
キャンセル〆切2025年1月8日(水)
※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません
配布資料あり
ゴールド&シルバー会員申込不要 視聴ページはこちら

講師

財前知典 先生

株式会社PTNEXT/理学療法士

【最終学歴】東都リハビリテーション学院日本歯科大学大学院生命歯学研究科解剖学第一講座
【学位】 博士

【主な経歴】
2000年4月 白岡整形外科
2004年4月 東都リハビリテーション学院
2005年4月 広尾整形外科 副院長 兼 東都リハビリテーション学院 非常勤講師
2019年4月 株式会社PTNEXT

【専門分野】
運動器疾患の理学療法・解剖学・機能解剖学

【研究分野】
身体機能分類と動きの法則性

【著書】
・外来整形外科のための退行変性疾患の理学療法(医歯薬出版)
・ブラッシュアップ理学療法 ~88の知が生み出す臨床技術~(三輪書店)
・外来整形外科のためのスポーツ外傷・傷害の理学療法(医歯薬出版)
・膝・下腿骨骨折と足部・足関節機能.極める膝・下腿骨骨折の理学療法 (文光堂)
・やってはいけないセルフケア(角川書店)

【論文】
・1列底屈誘導テーピングと歩行立脚相における腓腹筋活動の関係
 (専門リハビリテーション研究会誌,9)
・入谷式足底板における長パッドが歩行時大腿部筋活動および外転筋力に与える影響
 (理学療法科学,25)
・後足部レベル横アーチパッドが膝関節および骨盤前方加速度に与える影響について
 (理学療法科学,26)
・足底接地の早さと後足部レベル横アーチパッドが歩行時下肢筋活動に与える影響
 (理学療法科学,28)
・インソールのバイオメカニクス(臨床スポーツ医学,33巻1号)

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