イベントを読み込み中

5月 25日 @ 09:00 12:00

※ログインが必要です

可動域が広がらない――その“理由”を説明できますか?


肩関節拘縮を「見て」「触れて」「動かす」ための評価と治療戦略

「夜間痛はある。外旋も出ない。でも…”なぜその動作ができないのか?”と聞かれると、答えに詰まってしまう」
「ストレッチや徒手療法をしているけど、本当に届くべき構造に届いているのか?自信がない」

肩関節の評価と治療において、“なんとなく”動かすアプローチから脱却し、
解剖・神経・滑走・ストレスという複合視点で病態を言語化できる力――
それが、臨床を一歩前に進める鍵になります。

◆ 本セミナーで得られる3つの臨床力

 

① 組織病態と発痛メカニズムの読解力


CHL(烏口上腕靱帯)、関節包、滑膜、腱板、神経…
画像や触診、解剖学的知見をもとに、「どの組織が、なぜ痛みを出すのか?」を推論する力を養います。

  • 滑膜炎の有無をエコーで評価(AHCA血流)
  • 夜間痛の背景にある自律神経の破綻とその見抜き方
  • 可動域制限をもたらす構造変化とその指標(CHL厚み、IGCなど)

② 可動域制限を言語化できる評価力


ROMが出ない…その原因は“何”なのかを多因子的に捉える。

  • CHLや下方関節包の肥厚と動作制限の相関
  • 神経滑走障害・筋の短縮・骨頭求心性の破綻などの見極め方
  • Superior Gliding Testなど、臨床応用可能な評価法

③ 可動域を広げて“活かす”治療戦略


MUC後や保存療法の初期段階での“決め手”となるリハビリ設計を紹介。

  • 骨頭の求心性を保った状態での腱板トレーニング戦略
  • 長胸神経や胸背神経周囲への徒手的アプローチ
  • 下方関節包・CHL・神経支配の滑走性改善を目的とした治療法

 

◆ こんな方におすすめ

 

  • 肩の治療に“自信”が持てない

  • 評価と治療が“つながらない”と感じている

  • 可動域制限に対して、具体的に“どの構造が制限しているか”を言語化したい

  • 初学者〜若手セラピストの臨床推論力を底上げしたい

 

◆ 学びが変われば、臨床が変わる

 

「挙がらない肩」を、“動かせる肩”にするには――
解剖・神経・滑走・疼痛の多因子評価と、それに基づく治療戦略が必要です。

本講座では、画像や超音波、触診、筋の機能、神経の滑走までを“つなげて考える”思考を徹底的に磨きます。

ただ触るだけでは終わらない。
「なぜその治療を選ぶのか」まで説明できるセラピストを目指す、実践型セミナーです。

 

概要


凍結肩を中心に肩関節の運動器疾患でよく診る症候を解剖学的に捉えて、肩関節の診るべきポイントを絞り込めるように解説します。

1単位で患者を診るのではなく、”変える”ために必要なことは、どこを治すかとともに、患者の状態を正確に把握することだと思います。目の前の症例がどうなっているのか?なぜ?その症状が出ているのかを捉えられる知識を整理します。

肩関節の痛みの部位からアプローチとして狙う部位を想起できるようになる。
狙う部位の構造を正確にイメージできるようになる。
1単位で何ができ、何をすべきかを理解できるようになる。

セミナー名【工藤慎太郎先生】1単位で診る!外来痛みシリーズ 運動器疾患の痛みの「なぜ?」がわかる~肩関節 座学編~(LIVEセミナー/ZOOM)
講師工藤慎太郎先生
日時・配信期間2025年5月25日 (日) 9:00 – 12:00
開催形式LIVEセミナー
会場オンライン(ZOOM配信)
定員定員なし
料金一般:5,000円
ブロンズ会員:2,500円
シルバー会員:2,500円
ゴールド会員:無料(申込必要)
申し込み〆切2025月5月25日(日)
※セミナー開始時間まで
キャンセル〆切2025年5月21日(水)
※キャンセル〆切後は受講費の返金はできません
配布資料あり
復習動画ゴールド会員のみ視聴可能(申込不要)
復習動画視聴ページはこちら

講師

工藤慎太郎先生

森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科 
森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所 教授/理学療法士

【専門分野】
足部のバイオメカニクス,運動器疾患の応用解剖学,客観的動作分析に基づく運動療法の開発

【所属学会】
日本理学療法士学会、日本臨床バイオメカニクス学会、日本足の外科学会、日本整形外科超音波学会、International Society of Biomechanics、日本整形外科スポーツ医学会、理学療法科学会、臨床歩行分析研究会、International Society of Posture and Gait Research.

【学歴】
2003年 平成医療専門学院 理学療法学科(現・平成医療短期大学 理学療法学科)卒業
2011年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 修士課程入学
2013年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 修士課程修了
2013年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 博士後期課程入学
2015年 鈴鹿医療科学大学大学院医療科学研究科医療科学専攻 博士後期課程修了

【職歴】
2003~2005年 井戸田整形外科リハビリテーション科
2005~2011年 愛知医科大学医学部研究員
2005~2014年 国際医学技術専門学校理学療法学科 教員
2014年~   森ノ宮医療大学保健医療学部理学療法学科講師
       森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科講師
2015年~   森ノ宮医療大学卒後教育センター副センター長兼務
​2018年~   同大学・大学院 准教授
2021年~   同大学・大学院 教授

【資格・等】
2003年 理学療法士免許取得
2012年 O.G.I.G(Observational Gait Instructor Group)Advaced class修了
2014年 基礎系専門理学療法士 取得

チケット購入

■アカウントをすでにお持ちの方

アカウントをすでにお持ちの方UGOITA PLUS会員の方はお申し込みの前にログインしてください


■アカウントをまだお持ちでない方

アカウントをまだお持ちでない方は下のボタンからお申し込みください。

PLUS会員の決済に失敗している場合は会員価格が適用されません。支払い方法はよくある質問をご参照ください。

当日のご案内・諸注意

  • 視聴方法、資料閲覧方法は、前日までに「申し込み済みの方はこちらから参加できます」に掲載します。
  • 資料はパスワード付きPDFです。ビデオ・写真の撮影や音声の録音はご遠慮ください。
  • 「ビデオをON」でお願い致します。(複数人の受講防止のためです)
  • セミナー中は参加確認のため、本名(苗字のみやローマ字も可)の表示をお願いいたします。
  • 終了時間が多少前後する場合がございます。あらかじめご了承願います。
  • 参加者の通信環境や機器等による原因で視聴できなかった場合につきましては責任を負いかねます。

【はじめてZoomをご利用される方へ】
・下記の動画でZOOMの使用方法を確認してください。
「使用方法の説明動画」
・下記の動画の方法でカメラとマイクのテストを事前に行ってください。
「テストミーティング」